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作品紹介
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2010年12月06日(月)-11日(土) 画廊宮坂
会場風景
会場における作家ポートレイト
小屋哲雄展(古典抽象主義・13)が「銀座百点」2010年12月号(No.673)に掲載されました。

今回の個展によせて。 小屋 哲雄
なぜ、絵を描くのですか?
人生の目的において私は芸術家になる事を志しており、あらゆる芸術の中で「絵画」が最も私にとって設定しやすく、すぐれた手段だと思っているからです。
拝見したところ抽象のようですが、抽象画をどう捉えているのですか?
絵を描く上での主題を考えると、表現としては抽象になりますね。
もう少し詳しくお願いします。
はい。絵を描こうとする場合、大切な事はいくつかあると思います。まず「主題」です。何を描くのか?という事ですね。描く価値があるものは何か?とも言えます。次に「技法」です。何を使って描くのか?です。そして「色彩」です。どのような色で描くのか?そして「構図」。画面上の要素の配置を練ります。さて、具象画と抽象画という区別ですが主に主題を設定する時に決まりそうです。もしあなたが金魚鉢を描きたくてそれをメインにしたら、大抵は具象画です。しかし、画面に現実的なものを描きたくない、もしくは精神的なものを強く感じさせたい場合は抽象画、もしくは抽象的な絵になっていくと思います。
テーマにされている「古典抽象主義」について聞かせて頂けますか。
抽象画は、具象画における限界が大きく作用して発展しました。神話やキリスト教や王侯貴族の姿や歴史的戦争や、そういう古典的な主題から、近代には一般人の人物画や花やお皿などの静物画や綺麗な風景画に主題が移るのですが、それらもたとえ印象派やゴッホやセザンヌやピカソ(キュビズム)のように描いてももうこれ以上描けない。シュルレアリスムやクレーの絵画も一時的な表現です。それで、画面の中だけで成り立つ、絵画だけの世界観が現れる訳です。「平面」という言葉が頻繁に現れるのもそのせいですね。しかしそれらが元になった純粋抽象もマレーヴィッチ、ニューマン、ルイスにおいて完結したと言って良いでしょう。他の表現手段に変えるならともかく、「絵画」を続けていく為にはやはり「古典期の絵画」が持っていた要素、純粋にする為にそぎ落としていった要素を見直して再構成して描くのが良いのではないか。大学院時代にそう自覚した私は色々な模索をしつつ1997以来「古典抽象主義」をテーマに発表しております。
色々な模索とは?
その時々の個展で、正方形の画面をテーマにしたり、コラージュをテーマにしたり、風景をテーマにしたりと模索していますがここ数年は「黒の世界」と「色彩の世界」を主題にした作品を交互に発表しました。モノクロームの絵画の力はデッサンやグリザイユで証明済みなのでそれを生かした抽象画が描けないかと思ったのです。大体において絵を学ぶ人はデッサンから始めるのですから理屈には合っていますよね。色彩の華やかな作品はまるでモノクロの反動ででもあるかのように原色系を鮮やかに使いました。
今回はその「古典抽象主義」の13回目との事ですが、今回のテーマは何でしょうか。
「黒の世界」と「色彩の世界」を融合してみました。ベースは黒なのですが、色彩も導入する事によって更に色に深みを与え、空間的にも2次元に見えたり3次元にみえたり、振幅を楽しんでもらえたらと思います。100F「ケンタウロスの家族」・8F「バロック」・6S「多調音楽」以外は1つの方法論で制作しています。使用している色や技法も同じです。その上で違って見える空間を感じてもらえたらと思います。後、抽象画はノンフレーム(額を付けない)展示が多いのですが、私は人間に対する服と同じで絵画における額の役割は大切だと思っています。しかし、市販の額に私の理想とするものがなかなかありません。そこで今回の額は私の理想とする額を特別に制作していただきました。若いけれど才能のあるご夫婦です。とても素晴らしい額に納められて大変満足しています。
タイトルは今回、「・・・の家族」が多いですね。
作品とタイトルの関係は、作品を観る時により想像力を膨らませる事が出来るのが良いと思います。今回はギリシア神話の登場人物と家族を組み合わせて、崇高な家族に思いをはせていただけたらと思い、付けてみました。決して神々を描いたわけではありません。
ありがとうございました。
| 個展
青島国際美術祭 2010 Asia International art fair (Qingdao)
期間:2010年8月17日-22日
会場:青島美術館(中国・青島)
期間:2010年8月17日?22日 会場:青島美術館(中国・青島)
JAPAN代表 小屋哲雄のページ。
出品作品は 小屋哲雄展(古典抽象主義・11) 2009年5月25日(月)?5月31日(日) Oギャラリーに出品した「Black Composition 2009 1-d」F10 です。
会場風景
| グループ展
2010年3月29日(月)-4月3日(土) ギャルリー志門 GALERIE SHIMON
バロック F8 カンヴァスに油彩・アクリル 2010
コメント:流動的な形態と、幾何学的な形態を対比させ、新たな緊張感のバランスを生み出す事を目的とした作品。ダークグリーンとイエローの色相対比もシルバーを加えることによって出来る限り明快にし、更に透明感のあるコバルトグリーンの三角形が画面全体に平面的な空間を意識させる。それは、ある意味バロック絵画における、光と闇の構成の抽象化が目的の1つになっている作品である。
作者・小屋哲雄と作品「バロック」
小品展 in GINZA 展示風景 ギャルリー志門 ※左は小屋哲雄・右は小屋由里子の作品
| グループ展
2009年11月23日(月)-28日(土) 画廊宮坂
会場風景
| 個展
2009年5月25日(月)-5月31日(日) Oギャラリー
会場風景
| 個展